【たった数錠】薬の離脱症状に苦しむ。【苦しむ数日】

こんにちは!桜木ひなたです。
今回は、メンタルに病を抱えている方の殆どが飲んでいるであろう「薬」について書いていこうかと思います。
離脱症状(薬をやめた時、飲むのが遅れた時に発生する症状)について書いていますが、薬の怖さをお伝えする内容ではなく、適切な量を飲みましょうという内容です。

目次

強力なバルビツール系睡眠薬の離脱症状

もう生産終了されているので、書くかどうかはちょっと迷ったのですが…。
以前の記事で、少し触れたことがあったので、書いておこうかと思います。

以前、ラボナという薬がありました。
他にバルビツール系といえば、ベゲタミンAやベゲタミンBという薬もありましたね。

私は、就寝前に飲む薬の中に、ラボナ2錠とベゲタミンA2錠がありました。
私が毎週「眠れない」「眠りたい」と睡眠への拘りを訴えた結果、処方されたのだと思います。

最強と謳われる、ラボナとベゲタミンAですが、それでも私の睡眠は改善されませんでした。
ふと何か検索していたときに、ラボナを始めとする、睡眠薬の恐ろしさの記事を見まして…。
影響されやすい(笑)私は、ラボナ=毒=もう飲みたくない!!となり、急激な減薬をはじめました。

飲むのをやめて、割りとすぐの話です。
私は、突然、豆電球の光がまぶしすぎて目が開けられない、ひどいめまいと嘔吐などの症状に襲われました。
何事かと夜間救急で病院に駆け込んだところ、瞳孔が開きっぱなしになっている、だから眩しいと感じるのだと説明を受けたのです。
そこで、ラボナを減薬していることを伝えると、恐らくそれが原因だと思います、とのことでした。

逆に驚くのは、ベゲタミンAの離脱症状はほぼほぼなかったことです。
離脱症状があったのは、ラボナだけ。
こんなに辛い離脱症状があるんだと思うと、怖くて…更に飲む気をなくしました。
ラボナがあるから眠れる!!というわけでもなかったし、ただ毒を飲んでいるような気がして、服用後に嘔吐することも多々。

時間はかかりましたが(半年ちょっとくらい?)、ラボナの断薬には成功。
その後まもなくして、生産終了したので、いいタイミングでやめることが出来たかなと思いました。

抗うつ剤と睡眠薬を断薬

突然ですが、私はありがたいことに、先生に信頼して頂いているのか、そういう方針なのか…。
薬の量は自分で調整していい、と言われています。

それでも、さすがにジプレキサを飲まないという選択肢はないのですが…。
実は前々から、いびきが酷いと家族に言われていました。
交際する人が出来て、いびきを指摘され、恥ずかしくて仕方がなくて。

基本的に、睡眠薬をはじめとする精神科の薬は、筋弛緩作用があります。
緊張状態をほぐし、リラックスさせる目的のものが多いから、それも頷けますよね。

私は、まず抗うつ剤を減らしました。
寝る前3錠飲んでいたのを、2錠にしたり、1錠にしたり。
段階を踏んで、問題がなさそうだったので次の診察で抜いてもらいました。

と同時に、とても軽いもので気休め程度だったのですが、睡眠薬がなくても眠れることが増えたので、そちらもカット。

とても調子がよかったです。
夜(0時前)になると眠たくなり、朝の8時~9時には目が覚めていました。
なにこれ、こんなに調子がいいの?!と驚きましたし、頭のクリアさにも驚きました。
如何に自分の思考力が、薬で抑制されているのかがわかったのです。

私を襲った「離脱症状」

調子が良い日は続きました。しかし…。
なんだか食欲が出ない…、胃が痛い…、吐きそう…、強い倦怠感、起きてられない、けど眠れない。

最初は、食欲が落ちたことによって、寝るときに空腹だから眠れないのかな?と思いました。
あ、でもこれは実際に頑張って食べて眠ると、睡眠の質は良かったです。

とにかく、胃が痛い!ご飯が入らない!
コンビニで買ったチャーハンやカレーも、2口3口食べると、もう「うっ…」となります。

実際に嘔吐こそほとんどなかったものの、胃は軽く触れるだけで痛くて痛くてたまりません。
夜も寝付けず、結局頓服の睡眠薬を飲むことも増えました。

…それを、診察の際に伝えたんです。
すると先生は「抗うつ剤の離脱症状です。危険なので1錠だけ増やしましょう」と言われました。
「目がいつもと違う、テンションが高くなり攻撃的になっている」と。

私は、胃痛と倦怠感こそ辛かったものの、嬉しいこともありました。
抗うつ剤をやめて、体重がすっごく減ったんです。
今は抗うつ剤を戻したせいか、GWの食っちゃ寝のせいか、少し増えてしまいましたが…。

でも、思うんです。行動的になること自体は、いいことなんじゃないか?って。
もちろんそこに攻撃性、倦怠感、胃痛があるのは本当に辛いんですけど…。

薬は怖い?

あくまでも精神科の薬においての話をさせて頂きますが、薬は怖くない、と私は思います。
まあ、ジプレキサなどずっと飲まなきゃいけないのかなと思うと、怖いというより嫌だなぁとは感じますが…。

用法用量を守って、医師の指示通りに飲めばいい、というのは、あながち間違えていないかな、と。

ただ、医者によっては薬を大量に処方するタイプ、極力薬を出さないタイプ、漢方をすすめるタイプなど、様々な先生がいるので、自分の考えや症状にあった先生が見つかるといいですね。

薬は怖いものではありませんが、1つ大変なことがあります。
離脱症状と少し似ているのですが、ちょっと違うもので「そろそろ飲む時間なのに飲んでないから体が震える」といった症状です。
ある意味、正確な体内時計として機能はするものの「あ、飲むの忘れてた…」となってからでは、辛いこともあります。
手が震える、眼球が震える、呼吸が乱れる、ふわふわorぐらぐらとめまいがする…など症状は様々ですが。
とにかく、その時の感覚は不快です。

あと怖いのは「依存」ですね。
身体依存も、精神依存もとても辛いです。
なので、説明が難しいのですが…「薬は薬。それ以上でもそれ以下でもない」といったスタンスで、必要なものを飲むのがいいかなと感じます。
「この薬がないと生きていけない…」と思ってしまうと、身体依存・精神依存に陥る可能性が高くなると思うので、薬は薬、必要だから今は飲む。という風に考えて、必要以上に「これは薬である」ということを意識しないほうが、後々のためにもいいのかな?と思いました。

最後に

今回は薬の離脱症状について書かせていただきました。
薬はうまく付き合えば、心に病をかかえた人を手助けしてくれる素晴らしいものですが、一方で怖さもあります。

また、インターネットが普及した時代ですから、新しく処方された薬などがあれば、極力調べてから飲むことをおすすめします。

理由は、薬によっては耐えられない副作用があるからです。主に食欲増進、体重増加などですね。
私は「太らない体質だから」と高をくくって、欲望の赴くままに食べていたら、体重が激増したので。

薬の名前と副作用とか、太る、とかで検索すると、専門家の方が書いたページなども沢山ヒットしますので、そちらもチェックすることをおすすめ致します。

それでは、ありがとうございました!

※このブログに書かれていることは、私(桜木ひなた)の1つの経験談であり、全ての症状や対処法をお伝えするものではございません。1つのケースとして見ていただけると嬉しく思います。

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