境界性人格障害と告げられた日

桜木ひなたです。段々と涼しくなってきましたね(*^^*)
最初の記事はブログの一番のテーマでもある「境界性人格障害」だと、診断名がついた時のお話です。
以前書いたものを見ながら、見やすさなどを考えて再構成したものになります。

目次

遺伝的な「メンタルの弱さ」

境界性人格障害って遺伝するとも言われているんです。
先天的な場合と、後天的な場合があるとか、ないとか。
私のケースですと、そのどちらにも当てはまると思いますし、家系的にもメンタルが弱いです。
例えば先天的な問題と言えば、母方の親族は、心の病を抱える人が昔から多かったそうです。
後天的な問題は、家庭環境、特に境界性人格障害の人は母子関係の不安定さが取り上げられますが、私も例に漏れずそれが原因であったと思います。

それから、私の場合は中学生辺りで鬱病を患い、精神科を探し診察を致しました。
が…「あなたくらいの年頃は箸が転がっても可笑しいから」と、全く取り合ってくれません。
そうして通院することをやめ、家に引きこもるようになり、大人になるまで真面目な通院はしていませんでした。

20歳を迎える前にようやく自分に合った病院が見つかり、通院出来るようになりました。

しばらくの通院。「統合失調症」かと思われた初期症状

段々と症状が強く出てきました。
主な症状は「空想」「幻聴」「幻覚」からでした。
統合失調症の症状と似ており、主治医も最初は「統合失調症か?」と思ったそうです。

とても強かったのが「妄想」でしょうか。
今でも思い出すと恐怖心が浮かんでくるのですが…ある日突然、見えたのです。
私のベッドの周りを、女性がぐるぐると回っている。
そして彼女は私を見つけると、指を指して部屋の隅に立ち、恐ろしい顔で睨んでくるのです。

私は「彼女」に怯え、部屋に一人でいることは勿論、家で一人留守番をすることも出来なくなりました。
次第に「彼女」と会話をするようになり、何もない部屋の隅に向かってブツブツと独り言を言うようになりましたが、強い恐怖心が植え付けられ、何度も先生に「怖い、助けてくれ」と泣きつきました。
実際にはそこにいない「彼女」。勿論、幽霊などではありません。
その「幻覚」「妄想」から、当初先生は私が「統合失調症」だと思ったそうです。

境界性人格障害と診断されたのは

トイレもお風呂も一人では出来ず、留守番も出来なくなり、仕事に行かないでと泣く成人間近の子供の面倒を見られるほど、母に余裕はありません。
大黒柱は母ですから、働かなければなりませんから…。
そして母は私に「家を出ていくように」と告げました。

幸い、当時交際していた男性が「うちに来たらいいよ」と言ってくれたので家に泊めてもらいましたが「母に捨てられた…」と三日三晩泣き続けました。
これは境界性人格障害の「見捨てられ不安」をモロに刺激されたためだと思います。
もし「仕事があるからしばらく泊まってきて」という言い方なら違ったかもしれませんね。

この辺りから、リストカット、OD(オーバードーズ)が悪化していきました。
妄想は相変わらず続いていて、彼の部屋に「生首があって睨んでいる」とか「首から下の首吊り死体がぶら下がっている」といった恐怖。
夜に一人の寂しさ、制御できない怒りの感情などがあり、仕事中の彼に鬼のようにメールを送るといった行為を繰り返していました。
LINEはない時代で、メールでしたので返信がないと「なんで返事くれないの」「嫌いになったの?」と彼を責めては、自傷行為を繰り返す、そんな毎日です。

リストカットして傷ついた手首の写真を彼に送ったり。
自傷行為の動機は今後書いていきますが、そういった特徴があるのも、境界性人格障害なんですね。
この頃は、まだ診断名はなく、彼も独自で調べて「統合失調症」だと思っていたそうです。

母親に捨てられた、捨てられた、と先生の前で1時間近く泣いていたのを覚えています。
回復してから母と「この時点で病院に入院できていたら色々と違ったかもね」と話すことがありました。

如何に早く、初期症状に気づき、適切な対処を取れるかが重要なポイントだと思います。

境界性人格障害という診断名がつく

「桜木さんの病名がわかりましたので、お伝えしますね。桜木さんは…境界性人格障害です」

そう先生から聞いた時、私は目の前が真っ暗になりました。
境界性人格障害、ボーダーライン。
それが、世間でどのように思われているか?を知っていたからです。

インターネット上での境界性人格障害の評判はすこぶる悪く、まさに「悪名高い」のです。
酷い・汚い言葉で患者のことを罵っていますね、特に某掲示板ですが。

その多くが「本当に境界性人格障害かどうか」の真意が定かではないのに、面倒事を起こす人のこと、わがままな人のこと、怒りっぽい人、リストカットをする人、オーバードーズをする人…。
そんな性質の人達に迷惑をかけられた、だから彼らはボダ(ボーダーラインの略)だ!!ボダは悪だ!と言っている人が多いように思いました。

勿論、試し行為、見捨てられ不安、激しい怒りをぶつけられ、境界性人格障害である可能性が高い人物に迷惑をかけられており…という事もあるでしょう。
ですが、境界性人格障害は医者でも慎重に診断をする病気・障害です。
それを医師でもない素人が「あいつはボダだ!」と診断出来るでしょうか。
私は「難しいのではないか」と思います。
まあ多分、気分が落ち込んだ状態や、その状態で何かをしなければならず「まじ鬱だわー」と使うような、そんな感覚なのでしょうね。

受け入れるのには時間がかかった

「境界性人格障害」と告げられた時、私は酷く動揺して泣きました。
あの悪名高い、皆に嫌われる病気・障害なの?私が?って。
そして「病気」ではなく「性格の偏り」であり「回復」するものではなく「寛解」するもの、しかしそれにはかなりの時間がかかることを知り、絶望しました。

その頃には20歳を迎えていたかな、そこから長い闘病生活がはじまったのです。
「寛解」まで何年かかるの?10年後には笑っているの?20年、もっとかかる?
不安で、不安で、毎日真っ暗闇にいる気分でした。

闘病について、今後ゆっくりとブログに記していきます。
こんなことがあった、こういうことをした、何に困ったか、など。

よろしければ是非、お付き合いくださいね(*^^*)!

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