「死にたい」と思ったら?※患者さん向け

こんにちは!桜木ひなたです。
暑くなり、雨も多く、体調を崩されてる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
メンタル的にも厳しい時期ですね。

今回は以下の記事の「患者さん向け」の内容になっています。

また、今回の記事には少し「スピリチュアル」な内容が含まれます。
苦手な方は、該当箇所を飛ばしてお読み下さい。

目次

死にたいと思うことは誰にでもある?

死にたいと思ったことはありますか?
境界性人格障害の人も、そうじゃない人も、思ったことがない人はいないかもしれませんね。

仕事の悩み、恋愛の苦悩、人生の絶望、病気を悲観視…
「死にたい」と思う理由は様々だと思いますが、きっと誰もが思ったことがあると思います。

私も、何度も自殺を考えたことがあります。
寛解した今だって、たまにありますよ。(私の場合、PMDDが酷いため、生理前に強く症状が出ます)

人はいつか死にます。老衰なのか、病気なのか、事故なのか…それは、わかりません。
自ら命を絶つ人も多くいらっしゃることでしょう。
私の叔母も、自ら命を立ちました。

「死にたい」気持ちを紐解く。

「死んで後悔したらいい!」と思うことも、あると思います。
私自身も「お前が私に◯◯したことを後悔したらいい、死んでやる!」と思ったこと、多々あります。

もしそう思ったとき、一度息を吐いて、吸って、考えてみてください。
「その理由に、自分が死ぬほどの価値があるか?」です。

例えば、怒りのスイッチを踏まれた。これは腹が立ちますね。
それが辛くて手首を切った。それでも相手が許せない。…そこで、1つしかない「命」を捨ててまで、復讐する必要はあるでしょうか?

境界性人格障害の場合…そこまでする必要がないことの方が、殆どです。
もちろん、怒りの感情に支配されている間は、冷静にそんなことも考えられれないでしょう。

強い怒りの中感じているのは「自殺したい気持ち」ではなく「相手への憎悪」です。
そして「死んでやる!」と言葉にするとき、それは患者さんの心が「助けて!!」と言っている状態です。
むしゃくしゃするでしょう。許せないでしょう。

だからこそ「死にたい!」ではなく「助けて」とか「嫌だ」とか、自分の心をゆっくりと吐き出していきましょう。
「死にたい」というのは、何もかも投げ出して何もない空間に一人で過ごしたい。と、同じような意味です。
ならば、そのようにしたらいいのです。
気持ちを吐き出すこと、伝えることが難しければ、自室があればそこに、なければ「しばらく一人で考えたい」と伝えて、誰も居ない部屋でぼんやり過ごしましょう。

そして
・自分が何に対して怒ったのか?
・どうして貰うのが理想だったのか?
・今後同じシチュエーションになったとき、怒りを避ける方法はあるか?
を、考えてみて下さい。

何度繰り返してもいいんです。
同じ内容で怒り狂って、いいんです。ただ、その頻度は徐々に下がるようにしましょう。
「患者さま」でいてはいけません。境界性人格障害を「免罪符」にしてはいけません。
ただし「理由」にはしていいと思います。病気だから、こういう風に考えてしまう、と。
冷静に考えることが出来るとき「だけ」、自分の怒りを自分で紐解いていきましょう!

試練は「繰り返す」※スピリチュアルな内容を含みます。

私は占い師で、スピリチュアルな事が好きで、そういった動画や本を見ます。
こちらは、スピリチュアルな内容を含みますので、苦手な方はスルーしてください。

皆さんは前世を信じますか?
人には生まれ変わりなどない、今しかない、と考える方もいらっしゃいますね。
その考えを否定はしませんし、私の考えを押し付けるつもりもありません。
それを踏まえたうえで、お読み下さいね。

今、患者さんが辛いのはなぜでしょうか?
境界性人格障害は「生まれ持った性質・性格」とも言われていますね。

では、なぜ「生まれ持ってしまう」のだと思いますか?

1つの考え方として「前世でも同じ経験をしている」ということが、あげられます。
そして残念なことに、前世で「解決できなかった」のです。
もしかすると、嫌になって自ら死を選んでしまったのかもしれません。
そうじゃなくても、一生を通じて治らなかったのかもしれません。

その場合…今世で「課題」を課せられることがあるのではないか、と私は考えています。
「神様は乗り越えられない試練は与えない」…とまでは言いませんが、真剣に取り組まなくてはいけない「課題」として、神様が与えたのではないかと思います。

魂は輪廻転生すると、実はお経にも書かれているのですね。まあ、私は仏教徒ではございませんが。
なんのためか?それは、あなたの「魂」を成長させるためです。

そして「試練」は今世でクリア出来なかったとき、繰り返します。
患者さんは、今まで辛い思いをされてきましたね。自分を傷つけて、悲しい思いもされてきたと思います。
来世には、来世という自覚はないでしょう。
その次も「ああ、前世の続きだ」と思うことは、恐らくないでしょう。

でも…これまで我慢してきて、どうしても辛くて、自殺したとして。
来世、また同じ辛い思いを、したいですか…?

私は来世も同じ思いをしたくありません。だから、治療をして、寛解しました。

魂が1つ生まれたとき。アメノミナカヌシさまから1つ、魂を分けてもらったとき。
私はそこまでは見えないのですが…「最初の形」があると思います。
わかりやすく、ここではツルツルピカピカの丸いボールだとしましょう。

何度も人生を繰り返し、試練を乗り越えていくことで、それは「あなたの魂の形」になっていきます。
そして何十回、人によっては何百回も人生を繰り返したとき、何かの形になるのではないでしょうか。
それが「完成」なのかは、私の魂ではまだわかりませんが、神様やそれに近い形になるのかもしれませんね。

死にたい!と「思ってはいけない」を手放す

メンタルを患っているとき、意味もなく死にたいと思うことは多々あります。
境界性人格障害の場合は、強い衝動性があるので、今死んでやる!と思うことが多いのではないでしょうか。

そして一通り暴れたり、家族やパートナーに罵声を浴びせた後、落ち込む方もいると思います。
私もいつも泣いて謝って、もうしないから、と詫びていました。

そういった事が繰り返されたとき。
「もう二度と死んでやるなんて思わない」とか「もう言わないから」と決意し、結局同じことを繰り返す…ということも多いですよね。

意気込みは素晴らしいです。そのように考えて、寛解に向けて努力なさるのも良いことだと思います。
ただ「もう◯◯しないから」というのは、自分の心の枷となり、再び同じことをしてしまったとき、強い自己嫌悪に陥ります。

もうしないって言ったのに、思ったのに、またやってしまった。自分はなんてだめな人間なんだ。

そう思ってしまうのですね。
なので「またやっちゃったな」と考えられるようになるのを、目標としてみましょう。
人は怒りの感情がある生き物ですが、同時に「許す」ことも出来る生き物です。
それに甘えすぎてはいけませんが、怒りを繰り返したとき「ああ、またやっちゃった」と、あまりご自分を責めないようにしてくださいね。

今回はここまでになります。最後までお読みくださり、ありがとうございました。
次回更新のテーマは「将来を悲観視してしまったら?」という内容をお届けする予定です。
ぜひ、また見に来てくださいね。

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※このブログに書かれていることは、私(桜木ひなた)の1つの経験談であり、全ての症状や対処法をお伝えするものではございません。1つのケースとして見ていただけると嬉しく思います。

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