境界性人格障害と不眠症

こんにちは!桜木ひなたです。
もう更新スピードについては触れません…!!(触れてる)

今回は、境界性人格障害とも併発しやすく、単体としても悩んでらっしゃる方がとても多い、とある病気について。
ずばり「不眠症」について書かせていただきたいと思います。
現代病とも言える「不眠症」ですが、鬱病や人格障害と併発しやすいと言われていますね。
程度の差こそあれ、悩むのは皆同じ。少しでも貴方様の「何か」になれますように。

目次

不眠の傾向が見え始めたのは、実は…

実を言うと、私は幼少期から不眠症の傾向がありました。
そういう体質であったというのも理由の一つですが、悪化させた原因は「寂しさ」からくる「極度の不安」です。
途中までは姉と一緒ではなかったので、夜中に家で一人で過ごす、不安、恐怖。
何か起こったらどうしようという、不安、恐怖。
子供って「親がいてくれる」安心感が凄く大切だと思います。
もし家にいなくても、電話をしたら繋がるから緊急事態に備えられるとか。
「何をしても親と連絡が取れないのが普通」であることは、非常に精神を不安定にさせました。
結果眠ることがどんどん難しくなり、学校にも影響が出たのですが…。
そもそも学校があまり好きではなかったので(これは発達障害も関係していますね)そこはあまり私の中での問題にはなりませんでした。

境界性人格障害が悪化するにつれて不眠症はどんどんと

境界性人格障害を患い、それでも最初の方は眠れていました。
ただし条件として「母が隣で寝ていること」というものがあり、甘えたりはしていなかったですが、妄想幻聴などが激しかったので、誰かがいないと眠れなかったです。
しかし、境界性人格障害の症状が激しくなるにつれて、不眠もどんどん悪化。
境界性人格障害と不眠症は必ずしもイコールではありませんが、併発する事が多いみたいですね。

この時は「夜は眠らなければ」という強迫観念のような、思い込みのようなものがあったんです。
母や当時の彼は「無理して寝なくても」と何度も言われていました。
ギリギリまでアルバイトはしていましたが、それどころではなくなっていたため、働いていませんでしたので、余計に「今は働いてないのだから、眠たくなってから寝たら?」と何度も説得されました。

しかし、境界性人格障害に「グレーゾーン」は存在しないのです。
「寝る」or「起きる」この二択しか頭の中に存在しません。
「眠れなければネットする」とか「漫画見る」とか「横になってゴロゴロする」という概念がありません。
「だって私は寝たいのに、どうして?!」という気持ちが強くなったのも、境界性人格障害の症状が強くなっていく程に、でした。

何故眠ることに執着するのか?
それは「眠っている間は忘れられるから」です。
勿論、いい夢であることもあれば悪夢を見ることもあります。
だけど眠っている間は、感情に支配されることなく、忘れることが出来ました。
また当初は目眩や嘔吐などが酷かったため、それから逃れられるのが唯一「寝ている間」だったのです。
眠ることは安らぎでした。…この時は。

やがて睡眠恐怖症に

睡眠恐怖症という名称には馴染みのない方が多いと思います。
睡眠恐怖症・恐眠症(きょうみんしょう)など、呼び方は複数あるようですね。

寝たいと思っても眠れない日々が続きました。
眠れない自分は悪い子だ、出来損ないだ、眠れないというだけで自己評価がどんどん下がります。
そこからODやリストカットに繋がり、ますます自分を責める毎日でした。

そして寝ることに対して恐怖心を覚えるようになったのです。
やっとの思いで寝て、朝が来ます。するともう「夜眠れるかどうか」を考え、酷く憂鬱になりました。
頭の中は「眠れるか否か」で支配され、一日中そのことを考え、もうノイローゼ状態です。
元の不眠も強まり、やがて24時間眠れず、それが48時間眠れず…と眠れない時間も増えました。

ピークに達した「眠ることへの恐怖心」は、時に強い妄想や幻覚を引き起こしました。
パニックになり、泣きながら過呼吸を起こし、母に連絡を取りましたが繋がりません。
この時母は仕事ではなく、彼と飲みに出かけていました。
恐怖心で破壊されそうな精神、依存する母にLINEが繋がらない絶望。
でも「自死」という考えはありませんでした。何故なら「睡眠」に囚われているからです。

不眠症から睡眠恐怖症になってしまう人は、比率はわかりませんが、いらっしゃるようです。
ちなみに、今は睡眠恐怖症はほぼなくなりました。
何か特効薬があったわけでもなく、自分との戦いになります。
対処法は次の項目で!

私がとった対処法

不眠症、睡眠恐怖症には長く悩まされました。
上でもちらっと書いていますが、やはりこれは「自分との戦い」になってしまうんですね。
強力な薬を使って寝たきりになりたい場合を除いて、誰かを頼りに治す・治せるものではないです。
カウンセリングが有効な場合、適切な薬で改善される場合も勿論あると思います(^^)

私は改善されるまでに10年以上の時間がかかりました。
よく誤解されるのは「働いてクッタクタになれば嫌でも寝る」ということ。
不眠症はそれが出来ないから不眠症なのであって、運動したらとか、働いたら眠れるというわけではありません。
私も途中でアルバイトをしましたが、昼であれ夜であれ、働いてもなかなか眠れませんでした。
「明日は仕事だから寝なければ」と思うと、余計に眠れなかったです。
それが効率低下、思考力低下に繋がり、負のループ。

環境が許されるのであれば、シフトを減らす等するのも手です。
なので、毎日働かなきゃいけないんだ!という方へのアドバイスは、あまり出来ないのですが…

寝る前のルーティーンを作るのは、効果がある場合もあると思います。
例えば自律神経が乱れている場合は、寝る前に首の後を温める→冷やすを繰り返す、というのも効果があるでしょうし、ストレッチをするとか「寝る前の儀式」を作るのが効果的な場合もあります。
即効性はないかもしれませんが「これをしたら寝るんだな」と体に覚えさせる方法です。

逆に、眠る前に大好きな曲を聴くとかそういった「儀式」でもいいと思います。
よく「寝る前にスマホを触ると脳が覚醒して云々」とか「好きな音楽は興奮云々」と聞きますが、私の体験上は「それでもそれをすることでリラックス出来るなら関係ない」と感じますね。

でも一番効果的だったのは「気にしない」を理解できた時。これでした。
境界性人格障害の人にはとっても難しいことです。二択しかないわけですからね。
私もずっと理解出来ませんでした。「何を言ってるの?」って。
繰り返し繰り返し、彼や母、精神科医やカウンセラーが言うことで、何年もかかってやっと「理解」出来たんです。

ですので、現在不眠症で悩まれている境界性人格障害の方で仕事に融通がきく場合。
適切な薬を飲むこと、必要であれば頓服を飲むことに加え「眠ること」への「拘り」とどう戦えるか?ではないでしょうか。

「眠れないこと」=「悪い子」ではありません。
きっと何か色々考えたりしてしまうのだと思います。
長い戦いになるかと思いますが、協力してもらえそうな人には協力をお願いしたり、寝やすい自分なりの環境を整えてみたり「可能性は全て試す!」くらいの勢いでやっていきましょう!

そしてご家族の方。
私、上記に「LINEが繋がらない絶望」と書きましたが、いつでも連絡OK!にする必要はないと思います。
勿論、いつでも対応してくれれば患者としては嬉しいですし、助かります。
ですが、その為にご自分の時間を犠牲にしなくても良いと、私は思います。
「たまたま夜中トイレに行って、携帯を見たらLINEが来てた。一言返事しとくか」
くらいの心持ちでいないと、共倒れしてしまいますので…。

患者に協力的なのは素晴らしいことですし、患者にとっても助かることです。
しかし、患者も一人の人間であるように、ご家族である貴方様も「一人の人間で、生活がある」ということを忘れてはならないと私は考えています。

ある程度は体質というのも関係しますので、辛いとは思いますが、思考の癖を少しずつ調整して行きましょう!

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