境界性人格障害は、境界性パーソナリティ障害、ボーダーライン、ボダ、境界例とも呼ばれています。境界性人格障害とはどのような病気なのか、改めてご紹介したいと思いますが、全ての方が下記の症状に当てはまるわけではないことをご了承下さい。また、私の文章力で上手く伝わるかも不安ですが(汗)出来る限りわかりやすく書いていきたいと思います(*^^*)患者ではありますが、あくまでも素人が書いた記事であることをご理解下さい。
境界性人格障害の基本的なこと
境界性人格障害は、障害と名のつく通り、正確には「病気」というより「障害」です。私の主治医は「病気」寄りに考えているので、医者によって見方が違うのかもしれません。
人には性格ってありますよね。明るい、おおらか、悲観的、怒りっぽいなど…境界性人格障害は、感情の波が激しく、物事を良い・悪いなど極端に考え「中間」というグレーゾーンが存在しません。境界性人格障害は「神経症」と「統合失調症」の病気の境界に症状があることから「境界性」という名前が付いたようです。
実際、私も発症して症状が強く出るようになると、先生は真っ先に「統合失調症」を疑ったようです。しかし、よく観察すると「違う」ということがわかり、辿り着いたのが「境界性人格障害」でした。
感情の制御が難しく、特に「怒り」の感情についてはもはや制御不能であることも、境界性人格障害の特徴かなと思います。
どうして境界性人格障害になるのか
これに関してハッキリとした原因はわからないらしく、先天性のこともあれば、幼い頃の体験が原因になることもあるそうです。遺伝であることもあるようで、生まれつき「なりやすい」性格であった、という可能性もあるようですね。私の場合は恐らくどちらもあると思いますが、特に幼いころの母子関係が不安定であったことが原因だと思われます。
何故なるのかという事は、本当に十人十色みたいですね。
主な症状
境界性人格障害の主な症状は、
- 人に見捨てられることを異常に恐れる
- 対人関係が不安定である
- 気分や感情が目まぐるしく変わる
- 感情の制御が難しく、些細な事で激昂し、傷つきやすい
- リストカットやオーバードーズ(薬の大量摂取)を繰り返す
- 買い物、SEX、万引き、過食などに依存する
- 常に空虚感を抱き満たされることがない
- 自分は何者なのか?と考え、生きていることに不安感や違和感を抱く
です。感情が目まぐるしく変わることから「双極性障害(躁うつ病)」と誤診されることもあるそうなので、医者でも慎重に診断をすると聞きました。
治療のため入院をしても、入院先の病院でスタッフの関係をかき乱すことから、病院でも治療・入院拒否をされることがあるらしいです。その情報を見たのがもうかなり前なので、今はどうなのかわからないし、私が通っている病院のスタッフの方は、皆さん優しく接して下さっています。
治療法
気分の波が激しく、制御が難しい病気・障害ですので、気分を安定させるための投薬治療の他、カウンセリングなどが効果的です。カウンセリングは高い所が多いですが、一定の効果はあると思いますね。精神科の先生やカウンセラーとの相性もあるので、まずは相性のあう先生たちに出会うことが大切です。
そして、何よりも大事なこと。それは患者本人が「治したい!」と思う強い心です。最初はそんな風に考えることは難しいですが、とても大切なことです(*^^*)!
終わりに
簡単にですが境界性人格障害について書かせて頂きました。この病気に限らずですが、一人で闘うのはとても大変な病気です。友人、パートナー、家族、誰かしらの協力が必要だと思います。
このブログでは、私の経験談や反省点、薬やカウンセリングについてをゆっくりではありますが書いていきますので、是非お付き合いくださいm(_ _)m
ご相談がある場合は、ココナラにてお受けしておりますのでよろしくお願い致します。